この記事の要点
- 部品加工では、案件ごとの工程が多く、Excelの進捗表の更新が現場の記録に追いつかなくなりがちです。
- 受注や会計の今の仕組みは残し、システムにするのは「どの部品がどの工程まで進んだか」を記録して見える形にする部分です。
- いちばん確認に手間のかかる工程から小さく始めれば、費用も手戻りも抑えられます。
こんな状態になっていませんか
「あの部品、いまどこまで進んでる?」と、現場に聞きに行かないと分からない
進捗表の更新が、手の空いた事務の人に溜まっていく
納期が近づいてから、遅れていることに気づく
表の作りや色分けが担当者のくせで、ほかの人が更新できない
Excelの進捗表が、つらくなる理由
案件が少ないうちは、Excelの進捗表で十分に回ります。つらくなるのは、同時に動く案件と工程が増えてきたときです。
- 現場で起きたことが表に反映されるまでに、時間差がある。
- 更新する人と、実際に作業する人が別なので、聞き取りの手間が毎日かかる。
- ファイルを複数人で触ると、最新版がどれか分からなくなる。
- 工程の追加や順番の入れ替えが、表の作りを壊しやすい。
どれも、現場の記録と進捗表を人の手でつないでいることから起きています。表を工夫しても、つなぐ手間そのものは減りません。
今の仕組みは残して、工程の進み具合だけをつなぐ
受注の管理や会計には、すでにお使いのものがあるはずです。生産管理の仕組み全体を入れ替えると、費用も、現場が覚え直す手間も大きくなります。
株式会社LAIがシステムにするのは、工程の進み具合の部分です。工程が終わった記録を集め、案件ごと・部品ごとに「いまどこか」と「納期に間に合うか」を見られる形にします。受注や会計の仕組みそのものは作り替えません。
システムにすると、何が変わるか
| いま(Excel) | システムにした後 | |
|---|---|---|
| 記録 | 現場の話を聞いて、事務の人が表に書く | 工程が終わったときに、現場がその場で記録する |
| 進み具合 | 更新された時点の状態しか見えない | 案件ごと・部品ごとに、いまの工程が分かる |
| 納期 | 近づいてから遅れに気づく | 遅れそうな案件を、早めに見つけやすくなる |
| 引き継ぎ | 表の作りが担当者の頭の中にある | 誰が見ても同じ画面で確かめられる |
上は作り込みの一例です。どこまで作るかは、工場のやり方に合わせて決めます。
小さく始める進め方
- いまの進捗表と、現場の記録の取り方を見せてもらう名前だけでも構いません。どこで確認の手間がかかっているかを一緒に確かめます。
- いちばん確認に手間のかかる工程から作る全工程を一度に作らず、効果の大きいところから始めます。
- 実際の案件で試す実際の案件で使っていただき、使いにくい所を直します。
- 使いながら直す使ってみて出てきた要望を反映し、運用が根付くまで一緒に直していきます。
費用が決まる要素
- 管理したい案件・部品・工程の数
- 現場が記録する方法(タブレットなどでの入力か、今の作業日報を読み取るか)
- 見たい画面の種類(案件ごとの一覧、納期順、工程ごとの負荷など)
- 今の進捗表や受注の管理との受け渡し方
費用は作るものによって変わるため、内容を伺ってからお見積もりします。紙の作業日報や指示書を読み取ってExcelにするだけで足りる場合は、自社サービスのカミデジ(月額9,800円・税抜)で始められることもあります。
よくある質問
Q生産管理システムを丸ごと入れ替える必要がありますか?+
いいえ。受注や会計に今お使いのものがあれば、そのまま残します。作るのは、工程の進み具合を記録して見える形にする部分です。
Q現場の職人さんが入力できるでしょうか?+
はい。入力の手間が増えると続かないため、工程が終わったときに数回タップするだけの画面や、今の作業日報を読み取る形など、現場のやり方に合わせて選びます。
Qいま使っているExcelの進捗表のデータは使えますか?+
はい。今の表の項目を見せていただき、その形に合わせて作ります。過去の分を取り込めるかは、表の作りを見て判断します。
工程の進み具合、
どこから楽にできるか。
いまの進捗表の名前だけでも構いません。いちばん負担の少ない進め方と費用をご提案します。